測量の父に感謝
伊能忠敬という人物はご存知でしょうか?
伊能忠敬は、日本ではじめて測量技術に基づいた正確な日本地図を作成した人です。
私たち測量業に従事する者として、測量技術の歴史を学ぶべく、
この度、「伊能忠敬記念館」へ日帰りの研修旅行へ行ってまいりました。
当時の様々な測量器具が衝撃的でした。縄では伸び縮みしてしまうため「鉄鎖」で距離を測ったり、
今でも使っているコロコロ距離計が当時もあったことに驚きです。
坂道で計測すると斜距離になってしまうため、きちんと角度も計測して水平距離に補正したそうです。
今ならトータルステーションの中で自動計算してくれることですが、当時の実測では様々な器具を用いて距離と角度を計測し、伊能忠敬は日本全国を17年かけて測量したそうです。
香取神宮に立ち寄り、研修は終了です。