基準点測量

測量の基礎となる「基準点」を測定しています。
時々見かける光景だと思います。

測量を行うためには地球上の位置と高さの基準が必要となり、各地点地球上の座標と高さを求める技術を「基準点測量」といいます。

 

準測量

正確な高さを求めるための高低差を観測する方法。

2地点間の高低差をレベルと標尺を用いて直接観測する「直接水準測量」と、2地点間の高低差をTS等を用いて角度と距離を観測し間接的に求める「間接水準測量」があります。

河川測量

一見、釣りをしているように見えますが違います。
河川の洪水や高潮などによる災害発生の防止のための調査や河川の適正利用を調査しています。

流水の正常な機能といった治水及び、利水の総合的な管理に必要な資料を得るための測量を河川測量といいます。

湖沼、海岸等における保全のための測量も含まれます。

GNSS測量

全地球測位システム(Global Positioning System、略称GPS)などの衛星測位システム(Global Navigation Satellite System、略称GNSS)を用いて、地上の位置関係を求める測量作業です。

角度や距離を測る光学機器(トータルステーション)による測量と比べ、観測点間の見通しが不要で天候にも左右されないため効率的に実施できます。

当初はGPS測量と呼ばれましたが、ロシアのグロナスGLONASS(Global Navigation Satellite System)や日本の準天頂衛星、EUのGalileo等のアメリカ合衆国以外の衛星が利用できるようになり、まとめてGNSS測量とよばれるようになりました。